チョコをたらふく食べるのにうってつけの日
※ここから先の文章は、読む人によっては脳みそを掻きむしりたくなるほどの精神的ダメージを受ける可能性があるくらいに甘いです。一応ご注意ください。
俺「今日という日にこんなに雪が降るとはなあ。ただいま~(ガチャッ」
千早「おかえりなさい、ランナさん」
俺「うむ。ん? なんか甘い匂いがするなあ?」
千早「鋭いですね。これの香りですよ、ほら」
俺「これ? もしかして手作り?」
千早「また春香に手伝ってもらって作ったんです。上に載ってるプレートは既製品ですけどね?」
俺「頑張ったんやな~。チョコだけやなくて柑橘系の香りもするんやね」
千早「どうですか?」
俺「うん! 中のスポンジも柔らかいし、ちょっと効いてる酸っぱさもええ感じやん」
千早「そうですか……よかったです!」
真姫「じゃ、次はこっちの味見ね?」
俺「おっ、真姫ちゃん。真姫ちゃんもわざわざ作ってくれたん?」
真姫「別にわざわざとは思ってないけど、ほら」
俺「おっ、ハート型」
真姫「ことりに型とか貸してもらったのよ? あと、味見もしてもらったわ。別に隠し味とか入れてるってわけでもないけどね」
俺「じゃあ早速……うん、サクサクしててイケる! 美味しいで?」
真姫「ふふ。ま、トーゼンだけどね」
俺「ところでさあ……なんでラッピングとか無しでお皿に直で載せてるん?」
真姫「……ダメ? だって、わざわざ大げさにラッピングなんかしてたら本命チョコみたいじゃない」
俺「え、じゃあこれは本命ちゃうん?」
真姫「……従兄さんって、バカよね」
俺「な、何がやー!?」
こうして夜は更けていく――
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真姫ちゃんからのチョコに見覚えのある人はSSA同志でしょうな。
何の話か、ですって?
さあ?
ライブの感想は、また後日書きます。