ラブライ・マスター・フォン・マニア!

3つの趣味に金を吹き飛ばされながらも頑張る男の日記。

ラブライブ!2期13話&ラストトーク 感想

この記事は全編ネタバレです。
既に放送を試聴済みで記事を読みたい方は続きをどうぞ。




いよいよやってきました13話!
俺はイベントにて他の関西の方々より早めに13話を見させていただきましたが、感想記事の投稿は普段通りこの時間としました。
また、普段は「生で一度見る」→「何度も録画を見返す」としながら記事を書きますが、今回は上映会で見た記憶だけで一発勝負で書きます。
よって、間違っている部分があるかもしれませんが、その辺は悪しからず。^^;


Point1:成長した穂乃果。

冒頭、慌しく家を飛び出し学校へ向かおうとする穂乃果。
雪穂たちが音ノ木坂の制服に着替え中であることには気付かず……と思いきや、戻ってきて「似合ってる」と言い残し、そして再び走り出します。
1期終盤でトラブルが起きたのは、穂乃果が周囲に対して盲目になっていたことも原因の一つだったわけですが、今回はちゃんと雪穂たちの「変化」に気付いたわけじゃないですか。
成長しましたね。


卒業式直前の生徒会室で、穂乃果がエリチカを抱き締めるシーンなども実に良かったです。
1期13話でエリチカに「あなたに救われた」と言われた穂乃果でしたが、しかしあの頃はまだ元気だけが取り柄のようなものでした。
しかし、μ'sとは何か、そして3年生が卒業してからどうするかをしっかり考えたことで、立派な大黒柱に成長しましたよ。


Point2:確実に肝っ玉。

にこ先輩の妹・弟が登場したと思いきや、まさかのお母さんまで登場!
生で顔を合わせるのは初めてなμ'sの面々に対して、娘ばりのキレで「にっこにっこにー!」を繰り出します!
そしてμ'sの面々が居ることにも気付かず、お母さんに甘えるにこ先輩……色々と意外な一面すぎるんですが……(笑)
まあ、たまには弱みを見せてもいいじゃないですか。


しかしこのにこママ、かなり手強そうというか。
ラブライブ!の優勝旗を見せびらかしはしゃぐにこ先輩を「立つ鳥跡を濁さず」と一喝し、私物をちゃんと片付けるようにさせるなど、中々強かですよ!
親が居るときの家でのにこ先輩はどんな感じなのか、片鱗は見えたものの完全ではないので、是非いつか見てみたいところ……


Point3:まさかの伏線。

卒業式を待つのぞみんは、普段のツインテールではなく左側に髪の毛を集めて纏めたような髪型をしていました。
スクフェスでのラプンツェルのぞみんが一番近いですね。
そして!
13話を見終わってから分かったことですが、今回のイベントでくっすんがしていた髪型は、なんと劇中ののぞみんの髪型の再現だったのです!
なんと愛の深いことか。
気付いたときはとても嬉しかったですね。


Point4:μ'sは消えるけれど……

順番を前後させて、卒業式が終わったあとで学校内を巡ったμ'sについて先に書きます。
講堂を訪れて「意外と狭い」と感じたことで自分たちの成長を実感し、原っぱに寝転がって初の9人でのライブを思い起こし、そして一番の思い出の地・屋上へ向かうμ's。
穂乃果はデッキブラシを使って、屋上に水文字で大きく「μ's」と書きます。
これも当然いつか見たシーンなわけで、かなりグッと来ました。


水で書いた文字は、この天気ならすぐ消えてしまう……と言う真姫ちゃん。
文字が消えてしまうように、μ'sももうすぐ消えてしまうわけです。
そして全員の心が通じ合ったのか、水で書いた「μ's」の字に向かって、揃ってお辞儀をします。


ぞろぞろと屋上を去っていくμ'sの面々ですが、穂乃果だけは一人残り、屋上で過ごした日々を回想します。
それを終えて立ち上がったときには、もう「μ's」の水文字は消えてしまっていて、穂乃果も少し辛そうでした。
見ている側としても、ここで一番泣きそうになってしまいました。


しかし!
ここでスタッフロールとともに流れたエンディング曲は「Oh,Love&Peace!」。
また、卒業式の場面では、「愛してるばんざーい!」を真姫ちゃんのピアノに合わせて全校生徒が歌いました。
どちらもアップテンポな曲ではないのですが、歌詞は凄く前向きで、未来を見つめて行こうという力が見えるんですよね。
この時点で、この最終回は涙涙で見るものじゃないんだ、まだまだ明るい未来があるんだ、と信じながら「楽しんで」見るべきなんだ、と思いました。


それだけではありません。
エンディングのあとに流れた挿入歌である「Happy maker」に至っては、曲調からして明るさ満点。
歌詞にも「へこたれない」「明日もHappy maker」などの語句が登場し、前向き満点!でした。


因みに終わってから気付いたことですが、トークパートでのキャスト陣はほぼ一貫して今回の話を「13話」と呼んでいて、一度も「最終回」とは言わなかったんですね。
これこそ、まだまだ続いていく物語であることの象徴でしょう。
もしかしたら俺の記憶違いで、「最終回」と言っている場面があったかもしれませんが……


Point5:新部長!

にこ先輩が去ったあとのアイドル研究部新部長に任命されたのは、かよちん!
というか、他に適役は居ないですよね(笑)
にこぱなコンビの師弟関係感は本当に面白いです。
そしてそのかよちんから副部長に指名されてしまった真姫ちゃん!
最初は嫌がって、でも結局引き受けちゃうあたり、最後までちょろくて可愛かったです。


Point6:新情報!

13話上映会のあとは新情報の発表がありました。
ひとつは完全新作の劇場版が決定したということ、もうひとつは全国ツアーの開催地を投票で決めるということ、でした。


ここでえみつんが甲信越のラブライバーに「長野に帰りたい」と先陣を切ってアピール!
これに対抗するようにそらまる&くっすんが千葉を推し、りっぴーは埼玉を推します。
そしてシカコはいつもの調子(笑)
「奈良なら鹿が投票してくれる」という突っ込みも入りながらの、実に楽しいアピール合戦でした。


そんなこんなでトークの時間もそろそろ終わりということで、それぞれ一言ずつコメントを述べることに。
やっぱり泣いちゃったくっすんを見ていて、もらい泣きしそうになって危なかったです。
コメント内容については、そらまるが「スタッフに感謝の拍手を」と言って拍手をお願いしたのが個人的に一番印象的でしたね。


というわけで、湿っぽい感じの残らない清々しい13話をキャスト一同・スタッフ一同・そしてラブライバー同志と共に見られて、非常に良いイベントでした!
劇場版が早くも楽しみです!