クリスマスケーキは今日食べるのが正しいんです
※ここから先の文章は、読む人によっては脳みそを掻きむしりたくなるほどの精神的ダメージを受ける可能性があるくらいに甘いです。一応ご注意ください。
俺「今日も仕事で帰りが遅くなってもうたな……せっかくのクリスマスやのになあ」
俺「もう千早も寝てるかな? ただいま~(ガチャッ」
俺「おお、まだ起きてたんやな千早。遅くなってゴメン」
千早「おかえりなさい、ランナさん。メリークリスマスですね」
俺「やな」
千早「あっちの部屋のテーブルにクリスマスケーキを置いておいてますけど、どうします? 先に食べますか、それとも後?」
俺「クリスマスケーキ?」
俺「お、ホンマやな。昨日クリスマスイブやったのにケーキ無かったから、今年は無しなんやなと思ってたわ」
俺「……ていうか、なんでプチトマト?」
??「あら、クリスマス当日じゃなくてイブにケーキ食べてるのなんて世界的には普通じゃないのよ?」
俺「真姫ちゃん! なんでここに?」
真姫「千早さんと春香さんから『一緒にケーキ作ろうよ』って、昨日誘われてたんだけどね」
真姫「どうせならちゃんとクリスマス当日に作って当日に食べましょうよって、そう提案したの」
俺「へー。じゃあ3人でせっせと作ってたんや」
千早「真姫が南さんか矢澤さんをヘルプで呼ぼうとしてくれてたんですけど、どっちも都合が付かなかったみたいで」
真姫「春香さんが達者だったから、結果的に別にヘルプは要らなかったけどね?」
俺「なるほどなあ。で。真姫ちゃんは俺がケーキ食べた感想を聞きたいがために今まで起きてたんや」
真姫「別に従兄さんのために作ったわけじゃないし、感想に期待もしてないわよ」
俺「まあそう言わずに。一時間くらい掛けてたっぷり感想語ったるわ」
真姫「いらないわよー」
こうして夜は更けていく――
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今まで黙っていましたが、このブログは妻である千早と二人暮らししているところに従妹の真姫ちゃんが時々遊びに来るという事実をもとに運営しております。
この旨はいずれこのブログのトップ記事として明記しておきたいと思います。